設備を長期間に渡って安定稼働するために必要な予知保全や予防保全。

設備部品のサビや劣化に影響する「湿度や結露」の予防は、シリカゲルを使った運用が一般的ですが定期的な交換メンテナンスが生じ、作業に関する人件費・対応時間のランニングコストが保全業務に大きな影響を与えます。

長期交換が不要な調湿材「G-ブレス」を利用すると、定期交換が不要で保全に関する人件費を大きく削減できます。どうして「G-ブレス」が保全コストを抑えるか?機能やシリカゲルとの比較を交えてご紹介します。※ケーウェイズはNTTーAT正規代理店です。

「G-ブレス」導入で保全作業の負荷軽減するポイント

保全業務でG-ブレス導入のポイント

長期間保持する吸湿耐性とコスト削減

「G-ブレス」は一般的な調湿材と違い長期間の取替作業が不要となるため、保全作業に関わるコスト削減や人員の作業軽減に繋がります。

「G-ブレス」最大の特徴でもある長期間の保湿機能。

これは「温湿度IoTと結露防止対策で設備コスト削減と安定稼働」でもご紹介していますが、設置した空間の湿度が高くなると吸湿し、湿度が低くなると吸湿した水分を放湿することで空間内の湿度を一定に保つ働きがあるから。

呼吸をするかのような機能が長期間継続するため、取替作業が不要となります。

そのためシリカゲルを扱った運用と違い定期訪問による交換作業から開放され、交換対応の人件費が大幅に抑えられます。

機器の故障と防水仕様でも注意したい水蒸気

設備機器が防水仕様で結露や湿度の問題がないと思っていても、現場環境の温度変化で防水部分のパッキンが膨張と収縮を繰り返し微細な水蒸気は機器の室内に入り込んでしまう場合もあります。

「G-ブレス」は設備機器の室内の湿度環境を一定に保つ働きがあるため水蒸気も吸湿し、予期せぬ設備機器の故障防止にも繋がります。

耐用年数は?コストは?「G-ブレス」と調湿材の比較

「G-ブレス」の耐久性やコストについて導入実績データを参考に比較してみました。

「G-ブレス」の耐用年数

G-ブレス利用耐用年数

「G-ブレス」は1枚あたり最長10年(120ヶ月)の保湿機能を持続します。一般的なシリカゲルは3ヶ月、最大でも6ヶ月ほどで交換が必要となります。

他の高機能調湿材でも2年(24ヶ月)ほどの機能持続のため、シリカゲルと比べても20倍から最大40倍の耐久性、高機能調湿材と比べても5倍の耐久性を誇ります。

「G-ブレス」の交換回数(交換コスト)

G-ブレス設備導入後の交換回数比較
「G-ブレス」は耐久性が最長10年と長期利用が可能なため、設備設置後の交換回数が非常に少なくなります。シリカゲルの場合は10年間で最大40回(3ヶ月交換時)となり、高機能調湿材でも5回(2年交換時)とその差は歴然です。

交換作業は保全スタッフが実際に設備現場に足を運び作業をするため、交換時間も交換回数も全て変動費の人件費に跳ね返ります。そのため交換回数が少ない「G-ブレス」導入の保全は人件費のランニングコストが安価に抑えられる結果となります。

「G-ブレス」とその他調湿材の本体コスト

G-ブレスとシリカゲルの本体価格差異
人件費のランニングコストが抑えられても、「G-ブレス」自体の本体価格が高ければ意味がありません。

10年間で交換する各調湿材の数量を合算しても、「G-ブレス」の本体コストは一番安価です。交換回数が多いシリカゲルの価格と比べても、54%程度の本体価格を抑えられます。

もちろん調湿材の価格合計より人件費がランニングコストとして占める割合は高いですが、調湿材の購入費用・人件費のランニングコストを総合しても「G-ブレス」は優位性が高い調湿材です。

調湿材を交換する予防保全の運用例

先程のグラフでご紹介した交換作業ですが、シリカゲルと「G-ブレス」の保全作業を比較するとその差は歴然です。

シリカゲルの交換に関する予防保全

シリカゲルを利用した予防保全イメージ
吸湿したシリカゲルは一定期間を経過すると吸湿力が落ちるため交換作業が必要です。そのため定期的に各拠点を訪問して交換作業を対応しているかと思います。

「G-ブレス」の交換に関する予防保全

G-ブレスを利用した予防保全イメージ
「G-ブレス」を活用した予防保全は一度設備に設置すると、機器内の湿度の吸湿と放湿を繰り替えし一定の湿度を保ちながら最長10年利用が可能なため、初回に「G-ブレス」を設置した後は、調湿材の交換作業は長期間不要です。

各拠点をスタッフが定期訪問して交換する作業時間、関係する人員コストを大きくカット、今まで交換作業に費やした時間は他の予防保全や別拠点の保全作業に時間を充てられます。

「G-ブレス」を活用した予防保存と予知保全のまとめ

如何でしたか?一般的なシリカゲル等の調湿材に比べると個体単価は高くなるものの、長期間に利用するシリカゲルの累積費用や交換に関する人件費と比較すると、「G-ブレス」導入の方がランニングコストを大幅に削減が可能です。

予防保全と予知保全のランニングコスト改善を考えていた経営者や保全担当の方、「G-ブレス」導入を検討してみては如何でしょうか。

「G-ブレス」単体購入も可能な弊社へ一度お気軽にご相談ください。

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