弊社ケーウェイズのお問い合わせの中で、実際にRFID製品を手に触れてみたいとご要望を受ける場合があります。そんな体験したいお客様の声にお答えしたく、今回はRFID製品をご利用いただいている拠点をご紹介。

秋葉原にある「DMM.make AKIBA」様では、弊社ソリューションで利用するRFID製品を、直接手にとって確認できる貴重なスポットとなっています。

DMM.make AKIBA」様のご協力のもと、潜入取材をしてきました。

 

今回潜入した「DMM.make AKIBA」とは?


2023年11月で9周年を迎えた「DMM.make AKIBA」様。

通常のコワーキングスペースと違い、国内最大級の“モノづくり”に特化した拠点となっています。

累計活動企業数は1000社、累計会員数6500名を突破。スタートアップ企業も170社を超える「モノづくり」のコワーキングスペースとして、会員数No.1と日本のモノづくりの発信エリアとなっています。

スタートアップ企業からすると、最小限のランニングコストで高価な設備機器を使えるだけではなく、同じ志を持つ企業同士と交流&マッチングのビジネスチャンスが広がる拠点となっており、モノづくりで成功を目指す企業の心強い存在なのです。


 

RFID内蔵の電子ペーパーを利用したゲストカード運用

「DMM.make AKIBA」様でサービスを受けるユーザーが利用する「ゲストカード」の運用に、ケーウェイズが導入した「RFID内蔵の電子ペーパー」が元気に稼働中です。

また室内には「電子ペーパー」のサンプル機器と「カタログ」を展示いただいていますので、大きさや軽さ、表示情報、各種電子ペーパーの詳細スペックなどを現地で手に取ってご確認ください。

展示している「電子ペーパー」ですが、どのように「ゲストカード」の運用に展開しているのか?今までの運用と比較しながら、ご紹介したいと思います。


 

ゲストカード運用のビフォー&アフターのイメージ


「電子ペーパー」導入前の「ゲストユーザーカード」は、ホワイトボードマーカーで書き換え可能なカードに「カードNo.」「ご利用時間」の情報を記載してユーザー様に手渡していました。

「電子ペーパー」の利用では、カードに記載していた情報はパソコン内の「電子ペーパータグの書き換えアプリ」で「電子ペーパー」の情報が更新される仕組となっています。


 

運用操作の流れ

実際の操作の流れをご紹介します。

訪問したゲストユーザー様は受付でご自身の「ユーザーNo.」と「利用時間」を受付スタッフに通達。受付スタッフはユーザー様から聞いた情報をパソコンに登録します。

パソコンに接続した定置型のRFIDリーダーに「電子ペーパー」を置いてユーザー様の希望情報に書き換えを実施します。

ご希望時間に変更した「電子ペーパー」と「ゲストカード」をお客様に渡して利用開始となります。

基本的な運用方法は変更前のカード管理と同じ。ホワイトボードマーカーの運用はカードが擦れると文字が消えてしまう場合もありましたが、電子ペーパーの場合は文字が消えずくっきり表示。マーカー不要の運用となっています。

今回画像で紹介した操作方法は動画でより詳しくご紹介していますので、ご興味ある方はぜひご覧ください!

今回の「電子ペーパー」は文字情報を中心に表示していますが、バーコードやQRコード情報の表示、白黒の2色表示で画像データの表現も可能です。そして電池不要で永続的に読み取り、書き換えの利用が可能な点も大きな魅力です。

こちらの記事では、「電子ペーパー」の特徴や利用用途をご紹介しています。

記事のまとめ

如何でしたか? 今回「DMM.make AKIBA」様で利用中の「電子ペーパー」の紹介でした。

ユーザー様の管理の都合上、アプリは受付スタッフ様以外はご覧いただけませんが「電子ペーパー」は実際に手にとって感触をお確かめください。

また弊社の物品管理アプリ「B-Touch」も「DMM.make AKIBA」内の台車や備品の管理でご利用いただいています。「B-Touch」の運用方法も別途ご紹介したいと思います。

DMM.make AKIBA様、今回は撮影ご協力、ありがとうございました!

DMM.make AKIBA様データ

〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3富士ソフト秋葉原ビル12F
施設営業時間24時間
フロント営業時間平日10:00〜19:00