段ボール製造業の皆様、お客様から預かった印版管理が原因で刷り直しが発生してクレームや製造コストがアップする問題を抱えていませんか?
工場内で保管する煩雑な印版管理を支援するケーウェイズのアプリを利用してみてはどうでしょうか?
印版管理アプリを利用すると印版の取り間違えミスが防止され、印版の探索作業の時間も軽減できます。今回はアプリを導入してヒューマンエラーが軽減されたお客様の導入実績をご紹介します。
段ボールの印版の運用課題
段ボール製造で生じる”印版間違い”は、製造コストやお客様との関係において、起きてはいけないミスとなっています。
印版の設置ミス
印版は依頼を受ける会社の段ボールの印刷情報の数だけ工場内で保管管理しています。
段ボール製造で「製造指示書」に「どの印版番号を利用」と指示があるものの、目視と指差し確認では取り扱いを間違えて違う印版を設置するミスが起きてしまいます。
印刷ミスによるクレーム発生
誤って設置した印版のまま段ボールを印刷し製造。
印刷ミスした段ボールを納品した場合クレームが発生し、お客様への謝罪や信用問題、緊急製造の納期が生じてしまいます。
刷り直し作業の発生
印版を誤って段ボールを製造した場合は刷り直しが必要となり、再度正しい印版をセットし段ボール製造が必要になります。
製造コストの増加
印版ミスの製品を納品するとクレームによる謝罪対応、再度製造するため刷り直しによる原料代・稼働代・作業代が増加して製造コストを押し上げてしまいます。
印版支援アプリ導入メリット
ケーウェイズの「印版支援アプリ」は操作もカンタン&シンプルな構成のアプリとなっており、印版管理の課題をクリアーする仕組みになっています。
保管場所をシステムで探索
印版管理に「ICタグ(RFID)」を取付けて管理するため、ICタグの特徴でもある離れた場所から読める機能を使い、印版を簡易的に探し出すことが可能です。
デジタル判断でミス防止
今までの運用のように目視による人の判断から、システムを活用したデジタル判断に切り替える事でヒューマンエラーを防止します。
ミス防止でクレーム対応回避
ミスを事前に防止することで印版の取り間違えを防止しクレーム対応を未然に回避します。
ミス防止で製造コスト増を抑止
印版の設置ミスが無くなり刷り直しが防止されるため、再製造に必要だったコスト増加とクレーム対応が抑止されます。
印版支援アプリ運用イメージ
アプリ導入のメリットをご紹介したところで、印版支援アプリの基本的な操作と運用の流れをご説明します。
印版をICタグ(RFID)で個体識別
管理の基本となるのがICタグ(RFID)と呼ばれる管理品です。
ラベル状で直接管理したい印版に取付けます。今回導入したお客様は1000アイテム以上の印版を管理されていました。
印版の2種類の照合機能
印版を探索する機能は2つあります。
一つは単独で印版を探す機能で「製造指示書」に印刷された印版QRコードをスキャンしQRコードに保存された同じ印版番号のICタグを探索し照合する機能です。
もう一つはパソコンで調べたい印版の一覧情報を作成しハンディターミナルへ送信し、複数の印版をまとめて照合するのに適した機能です。
一つ一つ製造指示書のQRコードをスキャンする必要がないため、連続して印版を探す際に便利な機能となっています。
検索結果の送信と確認機能
検索した結果をハンディターミナルからパソコンに送信する機能があります。パソコン側で受信したデータはCSV形式となっているので、表計算ソフトで開いて照合内容の確認が可能です。
また検索実績は履歴データとしてパソコンへデータ送信が可能なため、作業検索の結果をパソコン側で管理ができます。
刷り直し防止に。印版支援アプリの記事のまとめ
如何でしたか?
段ボール工場の刷り直しを防止する印版支援アプリのご紹介でした。
印刷運用でよくあるうっかりミスを防止し保管している印版の探索に活用できるソフトとなっています。
同じお悩みをお持ちだった段ボール製造の企業様。お気軽のご相談ください。実際の画面や操作など確認して頂きながら、機能のご説明も可能です。