スタッフの制服やユニフォームを貸出&返却する運用でお困りの企業様に朗報です。
ユニフォーム貸与の運用の課題は貸出数と返却数の集計、サイズ別の数量把握、差異の有無が迅速に集計され精度の高い計算結果が求められます。
人海戦術による集計作業ではスタッフの能力による個人差が生じ、スタッフの目視確認はヒューマンエラーにより効果的な運用方法とはいえません。
今回は目視作業を廃止しRFIDタグと物品管理アプリ「B-Touch」を導入した実際のお客様の事例と動画を交えてご紹介します。
ユニフォーム管理の課題
アプリ導入前のユニフォームの貸与管理は見た目が同じユニフォームのため「目視確認」が非常に手間でした。
貸出数と返却数の集計が面倒
営業所に定期的にユニフォームを貸出、利用後は返却を受けるのですが貸出時と返却時に返却数に差異が生じていないかユニフォーム数を確認する必要があります。
この確認作業も数十枚から百枚単位のユニフォームの集計が必要なため大変面倒な作業でした。
向け先別の集計が面倒
貸出と返却のユニフォームの集計作業は各営業所単位で把握し差異がある場合は、営業所に返却通知が必要なため、営業所別の集計と差異の洗い出し作業は更に面倒な作業でした。
サイズ別の集計が面倒
貸出数と返却数の集計作業は各サイズの把握も必要です。
「各営業所数✕貸出数☓サイズ」と「各営業所数✕返却数☓サイズ」をそれぞれ目視で管理し集計。集計データを表計算に入力し差異判断という面倒な運用となっていました。
未返却が多くコスト増
時間をかけて差異を見つけて営業所に通知しても、既に紛失して見つからない・バイトスタッフが辞めて返却されない場合もあり、ユニフォームを余分に発注するためコストが増加してしまう状態でした。
アプリ導入後の運用フロー&イメージ
手作業に限界を迎えたお客様は個体認識ツール「RFIDタグ」をユニフォームに取り付けし個体数の把握を実現することにしました。
アプリ導入後の運用フロー
グループ内の各営業所で利用するユニフォームは制服管理部門にて一括管理をしています。
そのため新規購入した制服は一旦、制服管理部門に納品。そのタイミングで①サイズ情報が記録されたRFIDタグを取り付けて②物品管理アプリ「B-Touch」に登録します。
タグを取り付けたユニフォームは③各営業所へ貸出、利用が完了すると④制服管理部門に返却されます。
その際にアプリ内で各営業所別の返却数を貸出予定データと自動的に比較し返却数との差異の有無を確認します。
返却されたユニフォームは③クリーニング業者に同じく予定に基づき貸出、④クリーニング完了後に返却されると貸出予定データと差異が無いか確認します。
アプリ運用イメージ
運用フローで紹介した①タグの取り付け②アプリ登録③各営業所やクリーニング店への貸出④営業所やクリーニング店からの返却の個体数をアプリ内で管理します。
RFIDを取り付けたユニフォームは「ハンディターミナル」と呼ばれる読み取り機器を使うことで、タグに記録したサイズとユニフォーム数量の情報の確認作業が可能になります。
導入している企業様の運用動画を紹介
今回ご紹介した仕組みは弊社パッケージアプリ「B-Touch」をベースに開発をしたアプリ(※)となっております。※QRコード運用モデル。
実際の現場でのアプリ稼働状況を撮影しておりますので、ぜひご覧ください。
記事のまとめ
如何でしたか?
見た目ではサイズが判断しにくく、繰り返し貸出と返却が行われる数量管理は単純な作業でありながら、管理数量が多いと骨の折れる業務です。
ユニフォームの貸出返却の管理は専用のRFIDタグとハンディターミナルを活用した運用にもってこいです。
作業の省力化を実現しつつ、作業の精度も向上できるソリューションとなっています。
ユニフォームの貸与管理に頭を悩ませていた企業様、一度ケーウェイズにご相談ください。ご紹介した動画など導入事例を元にアプリをご紹介いたします。