金型は製造業の金属製品や樹脂製品の成形やプレス加工では無くてはならない金属製の型ですが、工場内で金型を数多く保管するため金型の棚卸しや定期的なメンテナンスで必要となる持ち出し回数、持ち出しや返却時の日付管理、不明となった金型の調査など実運用では意外と多くの管理が発生します。
今回は煩雑な業務運用をカイゼンするケーウェイズの物品管理パッケージソフト「B-Touch」を導入することで、どのような運用が効果的に効率化されるかシチュエーション別に分けてご紹介したいと思います。
この記事の目次
・半年に一度の煩雑な棚卸しを効率化
・金型の持ち出し回数を見える化。定期メンテナンスを実現
・不明となった金型は電波を飛ばして金型探索も可能
・「B-Touch」の実際の操作と紹介動画
半年に一度の煩雑な棚卸しを効率化
金型は自社資産またはメーカーからの借り受け品であるため、財務会計の観点からも定期的な棚卸しを実施する必要があります。しかし管理数が多く手間がかかるため全件棚卸しを実施していない企業も多く見受けられます。
また棚卸しを実施した場合は金型の種類を目視で確認して台帳に手書きを行い、棚卸し結果をExcelなどの棚卸し台帳へ転記する時間が発生します。
そこで「B-Touch」を導入して金型に個体認識をするRFIDタグを貼付け管理。ハンディターミナルの「B-Touch」アプリがRFIDタグ情報を一括して読み込むことで、今までのような目視確認や手書き記入の作業は一切不要となります。
Excelなどの転記作業もデータ転送のみで完了するので、アイテムの点検作業の手間やヒューマンエラーによる確認ミスや記入間違いが防止され作業精度が向上します。
金型の持ち出し回数を見える化。定期メンテナンスを実現
工場では金型を切り替えて製品製造に利用をしますが、製造によって摩耗される金型を使い続けると製造する製品に不備が生じるために、金型の定期的なメンテナンスが必要になります。
一般的には製造で利用回数は管理しておらず、製造担当スタッフの経験による判断や出来上がったサンプル品を確認してメンテンナンス実施の日程を計画する事もあります。
不良品が生じてからメンテナンス計画を立てるのでは、余計な作業工数や日程調整などが生じてしまうため「B-Touch」で金型の持ち出し情報の利用回数を把握しておくことで、一定回数を持ち出した時点でメンテナンスを実施する生産運用が可能となります。
また持ち出しや返却の日程管理を台帳に手書きで運用している場合、日時の記入忘れや記入ミス、記入文字が見にくい等がつきものですが、ハンディターミナルで読み込むことで、確実に持ち出し日や返却日の記入忘れやミスを防ぐようになり、より確実な個体管理を実現します。
不明となった金型は電波を飛ばして金型探索も可能
ケーウェイズの「B-Touch」ではRFIDタグを採用しているため、もし工場内で紛失して分からなくなった金型はハンディターミナルを使った探索機能で調査が可能です。
RFIDは電波を飛ばし物体を認識することができるため、対象となる製品を調査することが可能です。そのため広い工場でも対象金型と多少距離があっても一点一点目視で金型情報を確認するのではなく、電波で認識することで調査の手間を省略することが可能です。
「B-Touch」の実際の操作と紹介動画
B-Touchの操作画面やRFIDを読み取る様子は、こちらの動画をご覧ください。
如何でしたか?ケーウェイズの物品管理パッケージソフト「B-Touch」パッケージソフトなのでパソコンにインストールすれば、開発不要で導入当日から運用開始も可能です。
金型の棚卸しや持ち出し管理が不明確でカイゼンを検討中の現場責任者の方、まずはシンプルに物品管理を初めてみませんか?ケーウェイズが皆様の工場管理をお手伝いいたします。