学校の理科実験室にある備品の在庫管理は器具の数が多く、また高額な器具や危険な薬品などは管理棚から出し入れせずに、簡単に素早く個体数を確認して棚卸し作業を終わらせたいのでは無いでしょうか。

今回は理科で使う実験器具をRFIDと呼ばれる技術と弊社備品管理システム「B-Touch」を使った在庫管理術をご紹介したいと思います。

備品管理はRFIDラベルで簡単管理を実現

理科実験器具の備品管理ではラベルを貼り付ける管理を行うと思いますが、この備品管理ラベルに一工夫。RFIDラベルに変更すると簡単管理が実現します。

備品管理ラベルに印刷している情報と同じ内容を「RFID」のICチップ内に保存。この「RFID」を読み取ることで、電波を通じてラベル情報の読み込みを実現します。

電波を利用するポイントとして、離れた場所から読めるため複数の個体に貼り付けられた備品ラベル情報をまとめて一括読み込みすることが可能です。このまとめ読みが運用面で大きな業務改善に繋がります。
学校理科実験室の備品管理方法

また備品管理は取り扱う備品によって2種類のラベルをご準備。単価が高く精密器具で棚卸しのチェックで出し入れを極力抑えたい場合は「RFIDラベル」を利用。

器具の単価が安価で消耗品の取り扱いの器具や水や熱を利用するビーカーなどの器具は「QRコードラベル」を利用すると、用途に合わせた管理方法が実現できます。
備品管理ラベルにRFIDとQRがコード

理科器具を取り出さずに、まとめて棚卸し

今まで理科器具の備品の棚卸し管理を行う場合、目視で備品管理ラベルを確認して台帳に手書き記入。必要であれば手書き台帳を見ながらExcelなどに転記する作業が必要だったかと思います。

目視と手書き中心の管理は、器具が多くなるとヒューマンエラーの可能性を高め数量違いを引き起こすキッカケになります。

B-Touch」と「RFID」を使った棚卸しは、先ほど紹介した通り離れた場所から一括してまとめ読みが可能。管理棚から取り出す必要も、管理棚のガラス戸を開ける必要もなく、棚卸し作業が可能です。

戸の開閉、器具の取り出し、目視によるラベル確認、ラベル情報の記入作業などの全体の運用に関する負荷軽減ヒューマンエラーの削減を実現します。
理科実験器具の棚卸し管理システム

各種ある理科実験器具の在庫管理に「B-Touch」

紛失すると危険な薬品が入った試薬瓶、電流計や温度計、顕微鏡、上皿てんびん、フラスコスタンドなど在庫数が多く高額な理科実験器具の数量管理に、RFIDタグを使って実数確認を実施してみませんか?
備品管理システムで理科実験器具管理

今まで管理が面倒で作業時間が必要だった備品の棚卸し作業が「B-Touch」で改善されます。

今回は理科実験器具の管理にターゲットを絞ってご紹介しましたが、「B-Touch」を導入すれば学校の備品管理を同様の管理を実現することが可能です。

「B-Touch」の実際の操作と紹介動画

B-Touchの操作画面やRFIDを読み取る様子は、こちらの動画をご覧ください。

どんな事が解決できるのか?まずはケーウェイズまでお問い合わせください。詳しい機能や操作方法について担当者がご案内いたします。

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