自宅や自動車、自転車と私達の生活で身近な防犯アイテムの鍵。ビジネスシーンでも鍵は不動産関連・ビル管理・自動販売機メンテナンス・自動車ディーラーなどの業界で大量の鍵を管理し運用しています。

また鍵の運用で非常に手間なのは棚卸し貸出し返却時の鍵の数量確認の煩雑さです。鍵自体が小さいため確認の間違いや紛失時の調査など大量に鍵を管理する業務では手間が発生します。

今回のソリューションは鍵札に文字印刷やQRコード管理を実施しているが、まだ煩雑さがカイゼンされないという企業に朗報です。業務カイゼンのヒントにして下さい。

貸出と返却の作業運用をサポート

物品管理パッケージソフト「B-Touch」を使った鍵の貸出と返却の運用事例をご紹介します。

一般的に鍵札を鍵に取り付けて鍵情報を記入した管理が多いと思いますが、この鍵札に「RFIDタグ」と呼ばれる電波を飛ばすアンテナを付属したラベルを貼り付け管理を変更します。

鍵情報を「RFIDタグ」の中に保存させ、RFID専用ハンディターミナルと呼ばれる機器でRFIDタグ情報を読み取り運用を行います。QRコードを鍵札に印刷する運用は鍵札を一点一点読み取る必要がありますが、「RFIDタグ」だと一括まとめ読みができるのが特徴です。
鍵札にRFIDタグを取り付けた運用イメージ

鍵を貸し出す場合は「貸出申請書」の運用があればそのまま活用します。「貸出申請書」の情報を「B-Touch」に貸し出し予定として入力し、入力情報をハンディターミナルに転送します。

貸し出す鍵を準備してハンディターミナルで読み込み、鍵の実数と予定数との差異が発生していないか画面上で表示して確認します。

返却時は「返却申請書」、または「貸出申請書」に返却情報を記載して「B-Touch」に返却予定として入力。予定情報をハンディターミナルへ転送しておき、鍵が返却された場合にハンディターミナルで鍵を読み込み確認します。

返却予定データを用いた運用では差異を確認して所定の場所に鍵を戻して返却完了となります。なお返却時の運用については予定データが無くても、返却運用ができる仕組みになっています。

鍵管理システムで大量鍵の持出や返却のシステム運用イメージ

在庫管理は一気に処理!紛失した鍵の検索も実現

鍵管理で一番と面倒な運用は棚卸し管理ではないでしょうか。「RFIDタグ」を使った運用は一般の鍵札やQRコード管理と大きな違いがあります。

RFIDタグ」はタグ内のアンテナから電波を飛ばすため、管理した鍵をまとめて一括読み込みが可能となります。そのため今まで鍵札を一つずつ表面に返して確認していた作業が無くなります。

RFIDタグ」であれば表面でも裏面でも関係なくハンディターミナルで情報を収集。まとめ読みが実現するので作業効率も大きく向上します。

また棚卸し後は理論値と実数値を比較。もしも紛失した鍵が発生した場合は、ハンディターミナルへ紛失した鍵情報を転送。ハンディターミナルを金属探知のように電波を飛ばして紛失している鍵を調査することも可能です。

調査において電波を飛ばして対象物を探すという行為はQRコード管理では実現しえない機能の一つとなります。
鍵管理システムの棚卸しと紛失鍵の調査

鍵管理には自社ビルやセキュリティ会社が担当している管理ビルの鍵やオフィス内の各種備品の鍵、ドリンク補充で利用している自動販売機の鍵、カーディーラーの試乗車の鍵公共交通機関の鍵、インフラ整備の基地局の鍵など紛失厳禁の鍵や管理する鍵が多く出来る限り早く数量認識を行いたいなど運用によってご要望があるかと思います。

業態を問わずに面倒だった鍵管理をまず簡易的に効率よく管理したいと思われている場合は「B-Touch」で十分管理が可能かと思います。
業種業界を問わないRFIDタグの鍵管理システム

如何でしたか?RFIDを使って今までの鍵管理を大きく業務改善できるケーウェイズの「B-Touch」シンプルに効率よく鍵管理のシステム化を始めてみたいとお考えのお客様に最適です。

「B-Touch」の実際の操作と紹介動画

B-Touchの操作画面やRFIDを読み取る様子は、こちらの動画をご覧ください。

ご興味がある担当者の方、一度お問い合わせ下さい。ソフトの機能や現在の運用の問題点などについて業務カイゼンのプロがご対応いたします。

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